なんで何年も習っているのに英語を話せないの?


 「学校で英語を何年も習っているのに話せない。」ということをよく耳にします。これは本当でしょうか?まず何年もといっても、週に3時間(1コマ50分)の学校の授業を1年間続けても、85時間ほどにしかなりません。これは1日24時間に換算すると、丸4日間にも満たない時間数です。そう、1年と呼んでいる単位は実は4日間にすぎません。


 では中学校の3年間では、ざっと丸12日間ということになります。「3年間も習った」というのは本当は、「3年にもわたって、わずか12日しか習っていない」と言い換えることができます。


 この時間数で、次から次に流していく教科書で「読む」「聞く」「話す」「書く」の4技能をまんべんなく学習していくわけなので、先ほどの12日間で4技能を割ると、12÷4で、各技能の学習はそれぞれ3日間しかかけていないことになりますね。


 ということで、話せない理由の大きな原因は「絶対量が足りない」ということになります。ですが、それでもどうにか話せるようになりたいというのであれば、時間が足りないなりにも、時間いっぱい、圧倒的な量の発話訓練をすると少し状況が変わります。それも、「何度も何度も同じ表現の繰り返し練習」を日々実践していく。実はこれこそが、小さい子どもが言葉を学ぶ過程なのです。


 小さい子供は、知っている単語数で何でも表現しようとします。日常会話は2000語前後の組み合わせでほとんどが言い表せます。小さい子供は知っている1000~2000語を駆使して話をしているわけです。


例えば、「ママ-、トイレに行きたーい。」、「お腹すいたー。」、「晩ごはん何ー?」


 このような言葉を子どもは何回ぐらい言った経験があるでしょうか?おそらく10回や20回ではなく、300回も500回も言ってきたことでしょう。

そうです。同じ表現を何度も何度も繰り返すことで言葉を話せるようになるのです。学校でも、何百回も継続して同じ表現を子どもたちに使わせることで、英語を使える子どもが増えていきます。


 でも現状、そのような教育法を実践している学校なんてありませんね。

 そこで、この英語教室リトルランプでは、そのどこも実践していないことにあえて挑戦し、子供の潜在能力を最大限に引き出すために努力していきます。


 私自身もいまだに、スキマ時間も利用しながら、1日のうち3時間ほどは英語で物を考え、それを実際に英語で口に出す発話訓練を継続しています。リトルランプに通う子供たちには、「日常、自分が一番言うセリフ」を英語で言う練習も含めて、レッスン以外でも、家庭でよく使う英語表現から学んでいき、常に実践練習できる環境作りに努めていきます。


 その継続により、子供たちが外国の方々と意思疎通ができる喜びを味わわせたいと思っています!

リトルランプ英語教室

リトルランプ英語教室

宇城市松橋町にある、幼児英語トレーニングから大人英会話までを提供する教室です。暗記暗唱の徹底指導で、通常の英語教室の数倍速で英語力を身につけていくことができるレッスンを行っています。